風神窯獅子奮迅 第6回片山一旭川展 X Facebook はてブ Pocket LINE コピー 2013.09.08 《昭和58年4月8日(金)~13日(水)》 旭川西武A館1階 西武プラザ 片山さんの個展の季節が、ことしも廻ってきた。なぜかわたしは、 雪解風一点みつめている瞳 森谷武 という俳句を思い出す。雪解風の吹く季節の変り目にも、一点をみつめているひたすらな瞳、それが窯の炎をみつめる片山さんの瞳と重なる。ことし片山さんは前衛風な作品にもとり組むという。前衛風というのは余程デッサンに自信がなければできない筈で、片山さんも、いよいよ一つの丘の上に立ったのだと私は思う。 三浦綾子(作家)