風神窯、再び 第2回 片山一旭川展

《昭和54年3月23日(金)~28日(水)》

片山さんの作品は、じっと眺めているよりは、思わず手に取って、じかに触れてみたい作品だ。一度手もとにおくと、何ともいえぬ親しみの湧く作品だ。

「ぼくは、自分の作品が、毎日の生活の中で使ってもらいながら、そこできらっと光るものがあればと、ねがっています」
と、片山さんは言われる。日常の生活を真実に生きている人の言葉だ。その姿勢がおのずから片山さんの作品に現れていると思う。

三浦綾子(作家)


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