みなさん、こんにちは。
今日は午後から教室が1つ入っています。決算書、今月中に提出なので、そろそろ焦らなければ!というわけで、今日も張り切って頑張ります!
さて、最近の陶芸教室ではこんな作品を作っています。
いろいろ便利に使える仕切りのあるお皿です。
あめ釉と白釉で仕上げてみました。
裏もこんな感じで溝がついています。
手軽に仕切りをつけるときは粘土のひもをくっつけていきますが、そうすると同じお皿を作ってもきれいに重なりませんね。でもこうやって溝がついているときちんと重なります。
・・・多少の浮きはありますが、安定感のある重なり方をしてくれます。
これはどうやって作っているかと言うと実は簡単で、100円ショップで売っている仕切り付きの紙のお皿を型にして、そこにタタラ(粘土を板状にしたもの)をのせて成形したんです。
↑こんなやつです。
100円ショップによって3枚入りのと6枚入りのところがあって、6枚入りのはちょっと仕上がりが粗い感じもしますが、型にするだけなので無問題です。
以下、ポイントを箇条書きしておきます。
・タタラはやわらかめ、2、3時間前に仕込んでおくとちょうどよいかも。
・紙のお皿は2枚重ねで使う(1枚だと型にするには弱い)
・7mmのタタラで少し叩き込むようにして作っていく(石膏型を使うときと同様)とちょうどよい感じ(軽いのが好みなら6mmもありかも)。
・溝にタタラを合わせて押し込めるときに力の加減を誤って破かないようにする
・縁を薄くしないよう気をつける
・紙のお皿をはがすときはまず縁をひと回り浮かせるとすっととれる。紙のお皿は1枚ダメにするつもりで思い切って。
というわけで、この作り方ならきちんとした石膏型がなくてもある程度きれいで使いやすい器が簡単に作れてしまいます! 1枚作るのに早い生徒さんだと30分程度で出来ていました。
100円ショップだけでなくパッケージ屋さんでもよい型になりそうな器があるかも!
あれこれ試してみるのも楽しそうですね(*’▽’)
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